2020.03.11 Wednesday
3月11日
東日本大震災から9年・・・。
あの日から、
「おかえり」と言える幸せを意識する生活を9年過ごしています。
本当に、1日も意識しなかった日は有りません。
「ただいま!」と子ども達が帰ってくる。
ただそれだけの当たり前の日常が
「最高に幸せなこと」なのだと気付かされました。
大地震、津波、原発事故。
想像を超えた未知の出来事に、
この先の子ども達の健康と未来が不安で、
心が壊れそうになりました。
絶望という暗闇の中に、たった一人で身を置いているような孤独感。
そこから抜け出せたのは、
「私は一人ではない」と気付いたことでした。
私の心の暗闇に射した小さな一筋の光が、
1本、2本、そして今ではたくさん集まり、
陽だまりのように温かく、明るく照らしてくれています。
震災をきっかけに出会えたご縁と、
震災前から出会えていた仲間に支えられて、
今の私は、自信をもって自分の人生を歩くことができています。
生きていること、
出会えた奇跡、
大好きな人と一緒に過ごせる幸せ。
そして、
9年経っても日常の戻っていない場所があり、
原発事故による健康被害の影響は現在進行形であるということを、
これからも伝え続けていこうと思います。
3.11に感謝と追悼の祈りを込めて…